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航海日誌No.7 「60馬力」


2012年5月25日

一日雨だった。
移動しながらホームページの更新をするには、Wi-Fiが不可欠なのだが、
普段使用しているソフトバンクは海には弱い。
海に生きる人はみんなドコモを使用している。
ドコモは海でも海際でも電波が強く、釣り船屋の船長さん達は皆、その日の気象情報をiモードで収集している。
そして何故か海の男の間で今、YouTubeが流行っている。
「これはYouTubeで見れないの?」とか「YouTubeにあげるべきだ!」とか、
最近会う海関係者によく言われる。
ドコモとYouTube、この2つが海のネットワークの定番らしい。
迷わずドコモショップに行き、Wi-Fi契約。これでネット環境は問題ないだろう。
出港式の様子も、アップされた。もちろん、そうYouTube!これで海の人達は見てくれるはずである。

昨日の反省を活かして、TANeFUNeの側に行き、TANeFUNeと種車の間に雨避けのタープを張り、

ネットもつながったので車内でしばらく事務作業。雨だったせいか、今日は誰も来なかった。

そんな中、日比野さんから吉報が!
なんとYAMAHA(ヤマハ発動機)から60馬力のエンジン(船外機)を
提供してもらえるということになりました!やりました!

今まで25馬力で来たのだが、約6.5ノット(時速10km程度)しかスピードが出ず、
仮に天候が急変し、波や風が急激にひどくなった場合に回避して避難港に向かうには、
ちょっと心細かったので、船外機の馬力を大きくできないかという話はずっと上がっていたのだ。

これで小浜停泊は更に伸びることにならざるを得ないので
今後のスケジュールがタイトになるのが心配だが、難関である能登半島を越える前に
エンジンは付け替えたいし、今停泊している場所はニシエフ小浜ドックという造船所で、
ここなら船を陸に上架してエンジンを替えることができる。
更に、エンジンを付け替えると新しい船として検査証書(車でいう車検証)が必要で、
種船のことを良く知ってくれているJCI(小型船舶検査機構)の舞鶴支局の検査範囲内であることなどを考えると、
このタイミングで付け替えるのがベストだと判断した。

船外機のエンジンといっても、いろいろなものがある。
何馬力の、長さがどんな仕様のものが良いのか、種船の形に合っているのか、
設計士の西嶋さんらに改めて連絡をとり、相談に乗ってもらった。
エンジンが届くのは来週。
必要な備品が届いて付け替え工事ができるのは水曜日辺りになりそうだ。

明日は、小浜湾内を回遊予定。

(テキスト:五十嵐靖晃/写真:森真理子)

記録

日時 5月25日(木)16:00 天気
現在地 小浜港(ニシエフ小浜ドック) 最高気温 20.7℃
緯度 35°30′167 最低気温 16.1℃
経度 135°44′420 湿度 78%
進行 停泊 風向
航海航路 停泊 風速 3m/s
気圧 1010.6hPa
航行距離 0海里(0km) 波高 0.5m
航行時速 0kt(0km/h) 降水量 0.5mm
出港時間 停泊 日の出 4:43
入港時間 停泊 日の入り 19:02
航海時間 停泊 満潮潮位 (6:15)20cm (15:42)28cm
船長 五十嵐 干潮潮位 (9:16)19cm (23:48)2cm
船員  随伴船  なし

航海日誌No.7 「60馬力」」への1件のフィードバック

  1. イチロー

    毎日が新鮮な人との出会い、見えない絆で結ばれているのが文章を拝見させていただき、よくわかります。プロジェクトに参加こそできませんでしたが情景が思い浮かび楽しく拝見させてもらってます。まだまだ先は長いようですが航海の無事をお祈りします。

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